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HOME > 製品の種類 > 新規開発繊維:「WRAMP」

「WRAMP」

クラレ独自の断面形状をもった分割繊維です。

「WRAMP」とは

繊維が11のパーツに分かれることにより、細く、扁平な繊維へと変身します。

使い方によって、紙に柔らかな手触りを与えたり、あるいは紙の目を詰めることによって高密度化したり、様々な力を発揮します。

この繊維を使った特殊紙は、柔らかな手触りを活かしてコスメティック用のフェイスマスク基材などに使われています。また、紙を高密度化できる特性を活かしてフィルターなどに検討されています。

特長

柔らかな手触り
「WRAMP」を使った紙にウォータージェット処理(※1)をすることにより、扁平な繊維同士がふわりと優しく絡み合い、桃の肌のような独特の手触りのシートに生まれ変わります。
高密度化
紙の製造工程で、「WRAMP」の扁平で細い繊維が互いに重ねあわさるように積み重なります。これによって、隙間の少ない、密度の高い紙をつくることができます。また、「WRAMP」と通常の丸断面繊維を混ぜ合わせることにより、紙の密度をコントロールすることができます。

※1 高圧水流を沢山の小さなノズル孔より噴射し、その水流でシート中の繊維同士を絡め合わせる処理方法。水流のあて方によりシートの表情を様々にかえることができます。

機能紙用繊維銘柄一覧

銘柄 繊度
(dtex)
カット長
(mm)
備考 断面
W101 3.3 6 PET/PA 11層構造

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