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HOME > 製品の活躍事例 > 特長別でさがす:アルカリ溶液に溶けにくい(耐アルカリ性)

アルカリ溶液に溶けにくい(耐アルカリ性)

ビニロン

ビニロンの耐アルカリ性

ビニロンの "耐アルカリ性" という特性はビニロンの分子構造によるものです。ビニロン分子中のOH基が分子鎖中に存在することでアルカリのアタックを受けにくくしています。従って分子が切れにくく、耐アルカリ性が高いのです。

ビニロンは他の一般的な繊維と比較して、高い耐アルカリ性を示します。下のグラフは一例で、耐アルカリ性について他の繊維とビニロンを比較したものです。ビニロン紙はセルロース紙と比べて高い強度保持率を保っています。

※イメージ図です


※クラレ測定

  • 【試料】
  • ・ビニロン紙 : ビニロン主体繊維/ビニロンバインダー繊維 (80/20) 、目付80g/m2
  • ・セルロース紙 : レーヨン繊維/ビニロンバインダー繊維 (80/20) 、目付80g/m2

ビニロンの耐アルカリ性を活かした用途

特殊紙の用途 アルカリマンガン電池セパレータ 等
特殊紙以外の用途 コンクリート補強材(FRC)

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